第100話−第119話/劇場版・スタッフ&ストーリーリスト

第108話よりOPとED主題歌が新しくなり、このまま3年目も絶好調かと思われた魔美。と思いきや、時間帯の変更などで視聴率が下降していた事もあって、その直後に終了を迎えました。オリジナルエピソードばかりのこの時期は、魔美の超能力が特には活躍しない話を解禁して、その分バラエティに飛んだエピソードが多数登場しました。

第100話 微笑みのロングシュート

脚本:水出弘一 演出・絵コンテ:高柳哲司 作画:堤 規至
原作:オリジナル /89.5.25放送 

隣のクラスの今村さんが書いた小説が新聞に載りました。学校のバスケット部をモデルにした話です。でも今村さんは、幼なじみでバスケ部の畑中くんが、レギュラーから外されたことに納得がいかず怒ってる様子。その秘密はバスケ部顧問の青山先生が握っているようですが…。

第101話 魔美に片思い

脚本:桶谷 顕 演出・絵コンテ:原 恵一 作画:堤 規至
原作:オリジナル /89.6.1放送 

クラスメートのあつしが、いきなり魔美に告白!戸惑いながらも、優しいあつしくんを放っておけない魔美はデートに行くことに…。高畑くんはそんな二人の仲を見て、激しくヤキモチを焼いていきます。

第102話 竜を釣る少年

脚本:富田祐弘 演出・絵コンテ:塚田庄英 作画:高倉佳彦
原作:オリジナル /89.6.8放送

渓谷にやってきた魔美たち。そこで出会ったのは頑太という少年。何でもこの川に潜んでいる竜をつり上げるというのですが、果たしてそんなものがホントにいるの?!

第103話 日曜日のトリック

脚本:もとひら了 演出・絵コンテ:本郷みつる 作画:林 圭子
原作:オリジナル /89.6.15放送

上り電車と下り電車、毎朝どっちが先に駅にやってくるかでその日の運試しをしている予備校生。しかし彼はこの“電車占い”に連敗続きですっかり落ち込んしまい、普段の生活も不運続き。そして次の日曜日の朝、駅にやってきた電車は…?!

・魔美がママからプレゼントをもらって「マンモスうれピー!」発言

第104話 あぶないテレキネシス

脚本:桶谷 顕 演出・絵コンテ:貞光紳也 作画:川崎逸朗
原作:オリジナル /89.6.22放送

魔美が自分のテレキネシスをコントロールできなくなり、過剰な力を発生、高畑くんにケガまでさせてしまいます。すっかり落ち込んでしまった魔美は、無事に復活できるのでしょうか?

第105話 六月の恐竜

脚本:もとひら了 演出:塚田庄英  絵コンテ:原 恵一 作画:堤 規至
原作:オリジナル /89.6.29放送

逢霧谷(おうむだに)へスケッチ旅行へ出かけた魔美たち。そこの湖にはネッシーのような恐竜 が出るという話題で持ちきり、報道陣がごったがえして普段は静かな村もお祭り騒ぎです。でもその恐竜騒ぎの裏には、寂れた村を活気付けようとする旅館の少年たちのヒミツ計画があったのでした。

第106話 魔美はペテン師?

脚本:富田祐弘 演出・絵コンテ:高柳哲司 作画:富永貞義
原作:オリジナル /89.7.6放送

街でサギ行為をする男が出没。その男を懲らしめるために接近する魔美。男が行っていたのはサギにみせかけて実際にはこっそりとお金を払っている、心理トリックをもてあそんだゲームだったのです。でもそんなのはやっぱり許せない!魔美はなんとかこのペテン男の行動をヤメさせようとします。

第107話 プラスチックの貝殻

脚本:桶谷 顕 演出・絵コンテ:本郷みつる 作画:林 佳子
原作:オリジナル /89.7.13放送

夏本番、高畑くんたちはそろって竹長くんの別荘へ遊びに行くことになりましたが、肝心の魔美は不運にも家のお留守番!そこで、隠れてコッソリと竹長くんの別荘地へ忍び込むことにした魔美。みんなにナイショで幽霊のごとくイタズラをしておおはしゃぎです。
次の日みんなは近くの無人島へ出かけますが、そこにはみんなをオドかしていた魔美自身もビックリ、謎の幽霊が現れて…!

第108話 23時55分の反抗

脚本:水出弘一 演出:高柳哲司 絵コンテ:原 恵一 作画:堤 規至
原作:オリジナル /89.7.20放送

父の仕事の都合で転校することに決まった、クラスメートの吉沢友子。普段は親の言いなりでおとなしい友子でしたが、今度ばかりはどうしても自分の本心を親に伝えたい、そんな友子が打って出た行動とは?

第109話 こだわりの壁画

脚本:桶谷 顕 演出・絵コンテ:塚田庄英 作画:高倉佳彦
原作:オリジナル /89.7.27放送

パパが講師を務めている高校の体育館が取り壊されることに。そこで記念として、体育館の壁一面に大きな絵を描くことになりました。ところが一生懸命がんばる美術部員たちをヨシとしない運動部のグループが、せっかくの壁画を台無しにしてしまいます。このままでは壁画が完成しない?!

第110話 恐怖のパーティ

脚本:もとひら了 演出・絵コンテ:高柳哲司 作画:高倉佳彦
原作:オリジナル /89.8.3放送

妙子が久々にやってきました。魔美がエスパーであると未だに疑っている彼女、超能力研究をしている博士の屋敷のパーティに魔美を招待。なんとか魔美の本性を明かそうと挑みますが・・・。

・アニメージュによると放送予定時のサブタイトルは「超能力パーティ」

第111話 樹のざわめき

脚本:桶谷 顕 演出・絵コンテ:塚田庄栄 作画:堤 規至
原作:オリジナル /89.8.10放送

夏のある日、魔美のクラスメートの陽子が倒れて入院しました。
どうやら陽子が倒れるほどショックだった原因は、幹が公園から少しはみ出ている大樹にあるみたい。陽子は強い子になるようにと、この大樹と共に育ってきたのですが、木は近々切り倒されるのです! なんとかして大樹と、この陽子の気持ちを守りたい魔美は超能力を振り絞って…!

第112話 夏のクリスマスツリー

脚本:桶谷 顕 演出・絵コンテ:貞光紳也 作画:川崎逸朗
原作:オリジナル /89.8.17放送

たんぽぽのコーヒーから1年後…再び田端さんに会いに八ヶ岳へやってきた魔美。あの明彦くんも今ではすっかり大自然の生活になじんでいました。 が、今度はそのイトコで都会っ子の幸司くんが自分の世界に閉じこもっていたのです。
明彦くんはそんな幸司くんを誘って、大自然の中の冒険へ。そしてその二人が冒険の末に見た物は、まさに真夏の夜のクリスマスツリーだったのです。

第113話 奪われたデビュー

脚本:もとひら了 演出・絵コンテ:本郷みつる 作画:林 佳子
原作:オリジナル 89.8.31放送

新人女優・宮原由紀の元に駆けつけた魔美。この由紀さん、実のお姉さんの亜紀さんとケンカ別れをして苦しんでいたのです。
というのも本来は新人女優としてデビューするのはお姉さんの方だったのに、付き添いだった由紀さんの方が大抜擢されちゃったから!

第114話 オトメゴコロと腹の虫

脚本:桶谷 顕 演出:高柳哲司 絵コンテ:原 恵一 作画:高倉佳彦
原作:オリジナル /89.9.7放送

パパの元にやってきた美人モデルの早苗さん。彼氏もいて一見幸せそうな早苗さんなのに、なぜか非常ベルが!そんな彼女の悩みをさぐる魔美、そしてその悩みのタネから救うことはできるのでしょうか?

第115話 老人と化石

脚本:水出弘一 演出・絵コンテ:高柳哲司 作画:堤 規至
原作:オリジナル /89.9.14放送

化石発掘をしている老人・石崎。でも化石はちっとも出てきません。そかなおじいちゃんの様子を見かねた孫の優介は、博物館に展示されていた恐竜化石をこっそり盗み出して、地面に埋めてしまいます。これでおじいちゃんが化石を発掘したことになる!その企みを知った魔美は??

第116話 最終戦

脚本:桶谷 顕 演出・絵コンテ:塚田庄英 作画:高倉佳彦
原作:オリジナル /89.9.21放送

プロ野球「ドルフィンズ」のナイター試合は今日もスタンドがガラガラです。非常ベルに呼ばれてそのスタンドに駆けつけた魔美は老夫婦と出会いました。この老人は病気で、ドルフィンズのピッチャー・沢田が最終戦で勝利してくれれば、自分も病気を治すための手術を乗り切ることができる、と心に誓っているのでした。

第117話 恋愛のススメ

脚本:本郷みつる 演出・絵コンテ:本郷みつる 作画:堤 規至
原作:オリジナル /89.10.12放送

富山くんが片思いをしてるんですって。その子は同じクラスのSFこと、藤野沙織さんです。
いつもSF小説ばかり読んで、小説の夢のような世界に閉じこもっている藤野さんに、魔美のおせっかいな恋のキューピット作戦もなすすべなしです…。
こうなったらとっておきの手段、夜中に藤野さんと富山くんをテレキネシスで空に浮かせて、夢の世界に見せかけて夜空の散歩にご案内。その夜、富山くんとうち解けた藤野さんはついに翌日、富山くんの告白を受け入れます!

・藤野沙織のキャラクターは本郷みつる氏の次回作「チンプイ」で「藤野ほたる」として結実

第118話 嵐に消えたコンポコ

脚本:もとひら了 演出・絵コンテ:高柳哲司 作画:富永貞義
原作:オリジナル /89.10.19放送

コンポコがかぐや姫のごとく月へ帰ってしまう夢を見た魔美。更にはエスパー日記に、明日の日付で「コンポコ、ありがとう」の文字。コンポコが居なくなっちゃうの?!そして翌日、絵を届けるため台風の中を車で出かけたパパが土砂崩れに巻きこまれそうに。その危険を予知して知らせようとしたコンポコが、代わりに土砂に埋まってしまい…。

・高畑くんが2冊目となる新品のエスパー日記をプレゼント

第119話 動き出した時間

脚本:桶谷 顕 演出・絵コンテ:原 恵一 作画:堤 規至
原作:オリジナル /89.10.26放送

パパが絵の勉強のため、長年の夢だったフランス留学することに決まり、魔美たち家族とは2年間も別れることになり…。

・2年以上続いた放送を締めくくるに相応しい、感動のアニメオリジナル最終回

劇場版 星空のダンシングドール

脚本:富田祐弘 監督:原 恵一 作画:堤 規至
原作:人形が泣いた?の巻 :88.3.12より東宝系春休み公開 40分

ある日、魔美は小さな人形劇団「こけし座」に飛び入り。母親が亡くなってひとりぼっちの女の子・めぐみちゃんに、テレキネシス人形劇を見せて生きるための夢を与えることに成功します。しかしその劇団にも解散の危機が!芝居小屋が立ち退きを迫られているのです。
その折り小さな劇団に見切りを付けた団員は去っていき、ついにメンバーは英樹と朋子の二人だけになってしまいました。そして英樹も夢を捨てて故郷へ帰ると言い出します。
「そんなのだめ!」
英樹の故郷・夜桜の咲く丘で魔美は人形たちをテレキネシスで操って、人形劇をします。人形たちに命を吹き込んだ魔美、人形を泣いて見せたり空を舞ったりと 盛り上げました。人形たちの本心見た英樹は再び人形劇団の夢を取り戻して、そこへやってきた朋子とともに劇団の再生を誓うのでした。

・映画ドラえもん「のび太のパラレル西遊記」の同時上映 ・主題歌はTV版と逆でOPが不思議angel、EDがテレポーテーション